なぞの案内人 | 「レールトリップ」目指せ100万人!! ~鉄道の旅~

なぞの案内人

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ここのところ忙しくなってしまい更新が遅れています。
毎日見に来てくれているみなさん本当にごめんなさい。
更新は続けるので遊びに来てやってください。よろしくお願いします。


今日は最近出会ったなぞの案内人の話です。

先日、駅の改札口で待ち合わせがありました。
夏の改札口はサウナ状態・・・。涼みに逃げ込んだみどりの窓口にその案内人はいました。
その案内人は胸にJEPS と書いてある名札をつけ使い込まれた時刻表を片手に持って指定券の自販機前に立っています。

きっと指定券の自販機が導入されて間もないので買い方を教えているんだなと、特に気にせず旅行のパンフレットを眺めているところに小さい子供をつれた女性がやってきました。


夏の行楽シーズンなため窓口は長蛇の列。
女性が最後尾に並んだところでなぞの案内人が声をかけました。

指定券の自販機を使ったことがない私は興味がありそのやり取りをぼーっと眺めていると、その女性はのぞみの博多までの乗車券と京都までの指定券を購入するようです。
なぞの案内人は「それならば自販機の方が早いですよ」と自販機へ誘導していきました。

そんな複雑な切符も購入できるとはちょっと驚きです。


女性も「毎年京都で2泊しているんですよ。」と和やかな雰囲気で自販機の操作が始まってすぐになぞの案内人は「どこまで行かれるのですか?」と質問しました。

「・・・?!」
女性は驚きの表情です。

再度、「博多までの乗車券と京都までの指定券」と説明するとなぞの案内人は「乗車券には有効期間がありますからね」と時刻表をめくり始めました。
パラパラ・・・めくり続けること数分。
なぞの案内人には乗車券の有効期間はわからないようです。

女性は「一番早く乗れるのぞみがいいのですけど・・・」と不安げにながめています。
自分ではわからないと思ったなぞの案内人は近くの職員に聞きに行きました。


博多までの乗車券は7日と教えてもらったところでやっと自販機の操作に入りました。
「東京から博多・・・」と操作するなぞの案内人に女性が「それって指定券も博多までになってませんか?」
と一言。

「あー京都まででしたね。」とまたやり直しです。
女性が来て15分以上経ったでしょうか・・・。まだ切符は買えません。

気が付くとなぞの案内人の手は完全に止まり近くの職員に目で「助けて合図」を送っています。
しかし忙しいほかの職員はだれも気づきません。
さらに待つこと数分。気まずくなったなぞの案内人は女性を連れ近くの職員に声をかけました。


「こちらの女性をお願いします。」
いままでのやり取りを見ていた他の辺りの人は全員唖然です。

さらに、女性がその職員に購入したい切符を説明を始めた所に「こちらの方は京都で2泊宿泊されるんですよ!」と口をはさんでいました。

結局、自販機では買えないらしく窓口の最後尾に並ぶことになってしまいました。


勉強不足の案内人を配属し迷惑をかけた女性を当たり前のように最後尾に並べるJRの対応に疑問を持った一日でした。

のぞみ
やっぱりのぞみは長いですね。



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